あれから、大和会館が全てを手配してくれ、
担当者達が、色々、心を砕いてくれたので、
滞りなく祖母の通夜を済ませ、仕事を終えた従妹も、夜に到着。
皆で大和会館に泊まっていたので、従妹も祖母と対面。
姫路駅に到着した時から呆然としていたが、
祖母を見て大泣きしていた。
宗教の関係でお焼香が出来ないし、
富士山で会った笑顔が最後の記憶になった方が良いという、
叔母の考えの元、葬儀にも来ない予定だったが、
出勤中、やっぱり会わないと絶対後悔すると考えて、
急遽、休みを取って駆けつけたそうな。
いつもはバリバリにメイクをしているのに、
どうしてもする気になれなかったと、完全にすっぴん。
1人になりたくないと言うので、お風呂も一緒に入った。
というか、土山の大和会館の控え室は、
何から何まで揃っていて、へたな旅館よりずっと豪勢だった。
皆で雑魚寝したが、電気は煌々と点いているし、
祖母は目の前に横たわっているしで、皆が寝不足。
結局、朝早くに起きてしまった。
夜は全員帰宅してしまった職員達が出勤して来たが、
喫茶室はまだ開いてなかったので、母と叔母を残し、
近所でカフェを探して、モーニングを済ませた。
祖母の実の娘2人の母達は食欲が全く無かったので、
ローソンでサンドイッチを買って戻り、それを少しかじっていた。
その後、至れり尽くせりのサービスで葬儀も無事済み、
お骨になった祖母を連れてお寺に移動し、初七日も済ませた。
家族を亡くし、呆然としていたし、何をしていいかも分からず、
何をする気も起きなかったので、大和会館が代わりに、
全ての事をしてくれた。
まだ若い担当者も、少し不慣れながらも一生懸命心を砕き、
全てを手配してくれたので、のんびりと祖母を見送れた。
・・・・・・・・・・・・・だから、凄い業績なのね。
その後、一旦、祖母と帰宅し、祭壇を整えると、
大急ぎでウーを迎えに行った。
動物病院に入ると、奥からウーが泣く声が聞こえる。
ケージから出されると、半狂乱で飛びついて来た。
すぐに帰宅すると、母が水を用意して待っていた。
ウーもぷりぷりお尻を振って、大喜びし、
異常な量の水を飲んでいた。
元々、ウーは1日2ℓも飲むが、病院には言い忘れていたので、
一般的な量しか飲ませていなかったんだろう。
その後、ホテルに戻っていた叔母達が到着した。
宿を取っていなかった従妹が泊まるので、
用意した布団を私のベッドの上に置いていたが、
ソファ代わりに座ろうと、布団を退けると、
中からべたべたになったドッグフードが出て来た。
一瞬、何か分からなかったが、どうやらウーが吐いたらしい。
ぎゃぁと叫んで、母と大慌てで片付けた。
先程、異常に水を飲んでいたのは、これの為か。
おかげで、母の布団と私のベッドは使えなくなった。
近所の「串鮮」で夕食を食べた後、また家に戻り、
のんびりお酒を呑んだ後、叔母夫婦をホテルに送った。
帰宅すると、従妹はお風呂に入った後で、
母がダイニングを片付けていた。
結局、布団は使えなくなったままなので、
ダイニングの座卓を跳ね上げ、私のベッドカバーを敷き、
枕と掛け布団を置いて、私と従妹が雑魚寝。
従妹が急に自分が泊まる事になったから、
硬い床の上に寝る事になってごめんねと言ったが、
布団はちゃんと有ったんだから、従妹のせいじゃなく、
用意していた布団を使い物に出来なくしたウーのせい。
しかし、突然、家族と引き離され、動物病院に置き去りにされ、
物凄く寂しかったので、かなりストレスだったのかも。
そうなると、誰のせいでもないのよね。
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